入浴で得られる効果、なぜシャワーではダメなのか では、
入浴が大事な理由を書きました。本日はそれに続いて発毛、育毛のための入浴法のうち、
主にシャンプーなど、頭皮ケアの面について書いていきます。
ここで紹介する入浴法は一般的な入浴法です。
当店に通っていただいてるお客様には必要に応じて個別に入浴法についてもアドバイスさせて頂いています。
例えばシャンプーは使わないほうがいい、お湯だけで洗う湯シャンがいいなどという話もありますが、
当店でもお客様の頭皮の状態によっては湯シャンを薦める場合があります。
しかし、その人の頭皮の状態や体質によって合う合わないがあります。
むしろ、湯シャンが逆効果でトラブルを起こす場合もありますので、そういった「人を選ぶケア方法」についてはここでは記載しません。
まずは入浴前にブラッシング
まずは入浴前のブラッシングをしましょう。フケやホコリ、古い角質などを落としておきます。
その他、髪の毛の絡まりを解いたり、頭皮表面のブラッシングには血行促進効果もあります。
ナイロンや合成繊維を使ったブラシよりも豚毛や猪毛などの獣毛ブラシがオススメです。
適度な水分と油分を含んでおり、静電気を起こしづらく、頭皮を痛めにくいです。
毛の表面を整えて髪にツヤを出す効果も。
体を流したら湯船へ、ゆっくりお湯に浸かりましょう
洗髪前にまずは浴槽へ、シャワーだけではなく、しっかりお湯に浸かりましょう。
38℃〜40℃のお湯に15分〜20分程度は浸かりましょう。
湯船に浸かりながらマッサージをしたり、リラックスできる工夫があると尚いいですね。
ゆっくり温まることで頭皮も温められ皮脂や汚れも落としやすくなります。
その他育毛発毛、薄毛解消には欠かせない血行促進や老廃物の排出促進などの効果も。入浴で得られる効果はこちら
洗髪!まずはお湯だけで予洗い
しっかり温まったら洗髪していきますが、いきなりシャンプーは使わずに、まずはお湯だけで洗います。
ここでもお湯の温度は38℃くらいで。
入浴前のブラッシングからこのお湯だけでの予洗いで汚れの8割は落とせます。
ざっとお湯を馴染ませるだけでなく、時間をかけてしっかりと洗います。
いよいよシャンプー、髪ではなく、頭皮を洗います
シャンプー(薄毛・抜け毛対策のためのシャンプーの選び方はこちら)は手で泡立ててからつけていきます。指でこすって汚れを落とすのではなく、泡が汚れを落とします。
爪を立てたり、激しくこすらずに、指の腹で頭皮を動かすようにマッサージしながら洗っていきます。
もしここで泡立ちが悪ければおそらくその前のお湯洗いが足りていません。
シャンプー後はお湯でしっかりすすぎましょう
すすぎ残しの無いようにじっくりお湯ですすぎます。
せっかく効果な育毛シャンプーを使ったり、一生懸命頭皮マッサージをしても、すすぎ残しがあったら台無しです。
たっぷりのお湯で包み込むようにして、入念に流しましょう。
必要な人はトリートメントを
トリートメントは主に髪の長い人や髪の痛みが気になる場合に。
毛先を中心につけ、全体につける必要はありません。また、頭皮にはつけません。
ここでもすすぎは入念に!
タオルドライ→保湿や育毛剤などの頭皮ケア→ドライヤー
お風呂から出たら、まずはタオルドライ。タオルでゴシゴシとこするように拭き取るのではなく。
タオルで頭を包むようにして、ギュッギュッと押し当て、
タオルの繊維に水分を吸収させるようにして水分を取っていきます。
頭皮の保湿用ローションや育毛剤などを使用している方はここで使用します。
育毛剤を使用するなら合わせてマッサージもするといいでしょう。
最後にドライヤーで乾かして終了です。 薄毛・抜け毛にお悩みのあなたにオススメ!復元ドライヤー
自然乾燥では乾くまでに雑菌が繁殖する原因になりますので、ドライヤーを使いましょう。
一点に当て続けずに動かしながら温風で8割方乾かします。
最後は冷風に切り替えて仕上げます。温風の方が乾かすのには向きますが、最後まで温風で乾かすのは髪が痛む原因になります。
そのため最後は冷風でクールダウンさせます。冷風で仕上げることでキューティクルを閉じて固めることができ、髪にツヤが出ます。