「冷えは万病の元」と言いますが、その言葉が示す通り、薄毛・抜け毛の原因にもなります。
様々な体の不調の原因になる「冷え」や「低体温」は「発毛・育毛」にとっても大敵なのです。
「冷え性」の体への影響
冷えというと、寒がる、手足が冷たいなどといったことはもちろん、血行不良、肩や首回りのコリ、頭痛、腰痛、腹痛、関節痛、生理痛、不妊、めまい、手足のしびれ、イライラ、疲労が取れない、などなど様々な体の不調の原因になります。
人体は36.5℃で正常に機能するように出来てます。しかし、現代では平熱が35℃代という人も多く、さらには34℃代という人もいるようです。ちなみに低体温というのは35℃以下を指しています。体温が1℃下がると免疫力は30%下がるなんていう話もある程です。
「冷え性」の原因
冷えは主に女性が抱えるみのようなイメージがありますが、年々男性で冷えに悩む人も増えており、さらには、子供や高齢者などにも増加傾向にあります。
昔と比べて全体的に増加傾向にあるのは、食生活や生活環境の変化や乱れ、ストレスなどが原因になっていると考えられます。一言で食生活だとか、生活環境などと言っても、本当に様々な要因が絡み合っており、この辺も薄毛・抜け毛の原因と密接に関わっていることが伺えます。
「冷え性」と薄毛の関係
冒頭でも申し上げた通り、冷えは薄毛の原因にもなります。発毛には血行促進が非常に大事です。髪の毛や頭皮を作る栄養は血液に乗ってやってきます。血行不良な状態では健康な髪や頭皮は作られにくくなってしまうため、抜け毛が目立ったり、十分に髪が育たず軟毛と呼ばれるような細い髪の毛が目立つ、頭皮も硬くなるなど薄毛の原因になってしまいます。
また、当然血液は全身を巡っており、様々な箇所に栄養を運んでいます。冷えは万病の元ですから、不調な箇所など他に優先すべき箇所が出来てしまえば、栄養はそちらへ優先的に送られますから、ますます髪へは運ばれづらくなってしまいます。冷え性で冷たくなりやすい手足と同じように体の末端にある頭、髪の毛は元々血行が悪くなりやすい箇所でもあるのです。
その他、冷えにより、体に悪い箇所があれば、そういった点の影響もあるでしょう。健康な髪は健康な身体から作られます。冷え性を改善できるように食生活や生活環境、生活習慣の見直しをしましょう。冷え性が血行不良を招くことと、血行不良が薄毛の原因になることから、薄毛対策にも、冷え性を改善するためにも、同じようなことが必要になってきます。
「薄毛」と「冷え性」を改善するために
- エアコンなどで体を冷やしすぎない
- キンキンに冷えた食べ物や飲み物を控え、なるべく温かい食べ物や飲み物を摂る。 育毛生活での飲み物
- 白砂糖や人工甘味料などの入った甘いものを控える
- 添加物もなるべく避ける
- たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどバランスの良い食事をしっかりと摂る
- 旬の食べ物を摂る
- 軽い運動をする習慣をつける 育毛と運動
- お風呂はシャワーだけでなく湯船に浸かる 薄毛を解消するなら入浴!シャワーではダメな理由 育毛入浴法とシャンプー方法
- お酒を飲みすぎない
- タバコは控える 薄毛とタバコ 禁煙もサポートします!
体を温めることで得られる効果
- 血行が良くなる、血液量が増え、全身の細胞に酸素や栄養がしっかりと行き渡る
- 新陳代謝が活発に
- 免疫力アップで様々な病気になりにくい体に。
- 基礎代謝が上がり、痩せやすい体に。
- 内臓が活発に。
- ガンや認知症の予防にも。