AGAなどの薄毛を解消するための生活習慣、朝起きたらまず、口をゆすいで白湯を一杯飲んで太陽光を浴びましょう。
太陽の光を浴びることでの効果と太陽の光を浴びるというのがどういうことかを書きました。
太陽光を浴びる効果
睡眠の質の向上と覚醒
太陽の光を浴びると、メラトニンの分泌が減少し、セロトニンの分泌量が増えます。
睡眠を促すホルモンである、メラトニンの分泌が急速に減少し、睡眠状態から覚醒状態へ切り替わります。
朝起きるのが苦手な人は日の差し込む場所に枕を置くと起きるのが楽になるかもしれません。
メラトニンは太陽光が目に入ってから、15時間前後たたないと分泌されず、メラトニンが分泌されると眠気となって現れます。
この性質を利用して起きる時間、寝る時間の調整をするといいと言えます。
セロトニンは交感神経を活発化させるホルモンで、心と体のバランスをコントロールする役割を持っています。
セロトニンの分泌が正常に働いている時は、脳の覚醒や心身の活動がスムーズに行える状態になります。
交感神経は昼間優位になり、いわば体と活動するモードにしてくれます。
上述したメラトニンは副交感神経を活発にするホルモンで、夜優位になり、こちらは身体を休めるモードにしてくれます。
そのメラトニンはセロトニンが昼にしっかりと分泌されていないと作られません。
メラトニンが不足すると睡眠の質が落ち、寝ているのに疲れが取れない。寝てもすぐ起きてしまうなどしっかりとした休息がとれない原因になります。
そのため、規則正しい生活をし、朝起きたら太陽の光を浴びて日中セロトニンの量を増やすことが夜のメラトニンも増え、質の高い睡眠につながります。
また、セロトニンの分泌が正常に行われていると脳の覚醒や心身の活動をスムーズに行うことができ、気分良く過ごすことができ、
逆に不足するとうつ病の原因にもなるとされています。
その他、太陽の光を浴びることで体内にビタミンDを作ることができます。体内のビタミンDはカルシウムの吸収を助けます。
逆に言うと、一生懸命カルシウムを摂っても、太陽の光を一切浴びずにビタミンDが不足しているとカルシウムも吸収することができないのです。
日焼けやシミなど、何かと嫌われがちな太陽の光ですが、このように生きていく上ではとても大事なものです。
全身で四六時中、過剰に浴びるのは良くありませんが、避ければいいというものでもありません。
薄毛・抜け毛の解消、育毛・発毛には健康な身体、健康な生活が重要です。身体や心のバランスを整え、しっかりと機能させるために生活習慣を整えましょう。
太陽光を浴びるとは?
太陽の光を浴びるとは言っても、ホルモンの分泌に影響を与えるのは目から取り込んだ太陽光です。
体全身で浴びずとも、太陽の光を見だけでも効果があります。
直接太陽を見てはいけないと言われたことがあると思いますが、直接太陽を凝視するのではなく、
昼の屋外やカーテンを開けて部屋に太陽の光を取り込むなどして、その光を見るだけで効果があります。
光を見るというのがイマイチピンと来ないかもしれませんが、屋外で外光の届いている場所であれば、
たとえ曇りの日であっても、その場所に立っているだけで意識せずに目から十分な光を取り込むことが出来ているでしょう。
そういう意味で太陽の光を浴びましょうと言っています。
屋内では屋外に比べて、届いている光はずっと少なくなるので、窓際でカーテンを開けてなど日の当たるところで意識して浴びましょう。
また、体内にビタミンDを作るためには肌でも太陽光を浴びる必要があります。これも年中、長時間、浴びる必要はありません。
日頃徹底的に日を避けている人は特に紫外線を避けたい部位は隠したりしつつも、多少は外で光を浴びましょう。