梅雨入りしたという割にそれほど雨は降っていませんね。
これから多くなってくるんでしょうか、
季節の変わり目や梅雨などは体調を崩しやすかったり、疲れが溜まりやすい時期です。
その日溜まった疲れはその日に取っておきたいですね。
そのためには良質な睡眠や入浴、夜の時間をリラックスして過ごすことなどが大事になります。
入浴が大切というのはよく言われますね、しかし入浴で時間が取られるのが嫌だとか、湯船に浸かるのが苦手とか、
そういった理由でシャワーだけの人や、お風呂に入ってもサッと出てしまう、いわゆる烏の行水の人も多いようです。
汚れを落として清潔にするだけならシャワーだけでもいいじゃないか、という声もあると思うので、
きちんと浴槽に浸かって入浴することで得られる効果とオススメの入浴方法を紹介します。
入浴で期待出来る効果
入浴することで以下のような効果が期待できます。
1 温熱効果
体が温まることで、血の巡りが良くなり、老廃物や疲労物質の排出を促します。
発毛、育毛にはこの血行と老廃物の排出が非常に大事です。
入浴の他にも様々な手段で血行促進と老廃物の排出がしっかり行われるようにしていきます。
それくらい大事なことでもあり、また、
いろんな面でアプローチしていかなければならないくらい改善が簡単ではないということでもあります。
2 水圧効果
入浴中は体に水圧がかかることで、足にたまった血液が押し戻されるなど、血液やリンパ液の循環が活発になります。
入浴で血行と老廃物の排出が促進されるのは、ただ体が温まるから、だけではなく、このように水圧による効果もあります。
3 発汗効果
日頃の運動不足やエアコンの使用などにより汗をかきにくくなり、汗腺の機能が低下している人がいます。発汗にも種類があり、運動などによっても汗を掻く習慣をつくりたいところですが、入浴にも当然発汗効果があります。
体には発汗によってしか排出することの出来ない老廃物があります。
水銀などの金属系の物質などです。
入浴をすることによりこういった面でも老廃物の排出が促進されるようになります。
4 浮力効果
入浴中は体が軽くなってお湯に浮くので、いつも体を支えている関節や筋肉が解放され、
脳波がα波のリラックスした状態になりやすくなります。
お風呂に入ってリラックスというのは単純に気持ちいいから、という他にもこういったところにあります。
また、リラックスするためには38℃〜40℃くらいのぬるめのお湯で入るといいです。
ぬるめのお湯での入浴は副交感神経を刺激し、体がリラックスした状態になりやすくなります。
反対にそれ以上の熱いお湯での入浴は交感神経を優位にして体を活発、緊張、興奮した状態にさせます。
発毛育毛のためのオススメ入浴法
38℃〜40℃程度のぬるめのお湯で、15分〜20分程度の半身浴
長めに入れて、じわっと汗をかけるくらいの温度、時間です。
入浴前後にはお水または白湯を一杯飲みましょう。入浴前は発汗と老廃物排出の促進、入浴後は水分補給になります。
しっかり入浴して、血行促進、老廃物の排出、そして体を副交感神経優位な状態にして、
お風呂から出た後も質の良い休息を取れるように整えていきましょう。 育毛入浴法とシャンプー法